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私たちの身のまわりには
どんな病気があるの?
自律神経失調症
パニック障害
神経症
うつ病
統合失調症
てんかん
認知症
ヒステリー
不登校
ひきこもり
注意欠陥多動障害
自閉症
知的障害
不眠症
更年期障害
心身症
PTSD
依存症
摂食障害
上記の病状にあてはまるのではないかとお考えの方や、不安のある方は、お早めに受診ください。
 
 私たちの身のまわりの病気 

次の病気は、私たちの身のまわりに多くある症状の一例です。心あたりのある方や、不安が大きくて日常生活でお困りの方は、早めに受診なさることをおすすめいたします。
職場・学校・家庭、
様々な環境での『ストレス』も、私たちの心や体に影響をもたらします。 体や心からの危険信号を感じたらひとりで悩まずに、来院・ご相談ください。


 自律神経失調症
 = 症状 =

頭痛・ほてり・めまい・動悸・息苦しさ・寒気・しびれなど・その他の身体症状を伴います。内科や脳神経外科で検査をしても異常は見つかりません。うつ病、更年期障害、神経症などでも併発することがあります。


 = 治療法 =

自律神経症状には抗不安薬や漢方が有用です。しかし、うつ病などに伴う場合は、うつ病などの元の原因となる病気(原疾患)の治療を優先しないと、なかなか自律神経症状が良くならない事が多いので原疾患の治療も同時に行うことをお勧めします。                                                                △ページトップへ戻る




 パニック障害
= 症 状 =

突然の強い動悸、息苦しさ、過呼吸、めまいなどが発作のように出現します。死ぬのではないかという不安感や恐怖感を伴います。また悪くなるのではないかという不安(予期不安)も伴います。心電図や他の身体的検査で異常は出てきません。


= 治療法 =

抗不安薬や抗うつ薬の中でSSRIと言われる薬剤の服用が有効です。




 神経症
= 症 状 =

ノイローゼとも言われます。不安が主な症状で、頭痛、動悸、息苦しさ、発汗などの自律神経症状を伴うこともあります。不安神経症、強迫神経症、恐怖症などが含まれます。不安神経症は全般性不安障害に、強い動悸や息苦しさを伴うものはパニック障害に、手洗いなどの行為を繰り返してしまう強迫神経症などに分類されます。


= 治療法 =

不安そのものに対しては抗不安薬が、パニック障害や強迫神経症には抗うつ薬の中でSSRIと言われる薬剤の服用が有効です。




 うつ病
= 症 状 =

気分が沈む、悲観的になる、やる気が出ない、物事に集中できず長続きしない、食欲が出ない、眠れないなどの症状が少なくとも2週間以上持続します。ひどくなると死にたくなり、自殺に到る場合も有ります。朝方に症状が強く出ることが多く、そのため学校や会社に行けなくなることもあります。


= 治療法 =

休養と抗うつ薬の服用で、ほとんどの方は改善します。休養は少なくとも1ヶ月半から3ヶ月は必要です。脳を十分休めて症状を取ることが大事です。
 




 統合失調症
= 症 状 =

聞こえるはずのない人の声が聞こえたり(幻聴)、見えるはずのないものが見えたりする(幻視)、事実とは異なる間違った考え(妄想)にとらわれてしまうなどの症状が現れます。自分を陥れようとしている、自分の悪い噂をしている、誰かに見られてる、盗聴されているといった被害妄想が多く、そのため学校や会社に行けなくなることもあります。


= 治療法 =

急性期には抗精神病薬が有効です。慢性期には、服薬と合わせてデイ・ケアや作業療法などのリハビリが必要となります。
 




 てんかん
= 症 状 =

手足や全身のけいれん、意識消失、目が上を向く、泡を吹く、歯を食いしばるなどの症状が(発作)が数秒から十数分持続した後に、しばらくもうろうとし元に戻ります。発作は始まると倒れたり、発作後に頭痛を伴うことがあります。色々な種類の発作型があります。


= 治療法 =

脳波検査によって診断が確定します。発作型が決まると、それに対する抗てんかん剤を選択して服用すること発作を抑制することができます。




 認知症
= 症 状 =
物忘れがひどい、日付が分からない、迷子になる、お金の勘定ができなくなるなどの症状が見られ、時に幻覚、物を盗まれたなどの被害妄想、不眠、徘徊を伴います。生活能力も低下し、着替え、入浴、トイレで用を済 ますなどの行為がうまくいかなくなります。


= 治療法 =

物忘れの進行を完全に止めることはできませんが、抗アルツハイマー薬や脳循環代謝改善剤の服用と日頃からの脳刺激、介護サービスによる関わりによって進行を遅らせることはできます。




 ヒステリー
= 症 状 =
ショックな出来事で歩けなくなったり、声が出なくなったりという身体症状が出現する転換ヒステリーと記憶喪失や二重人格のように記憶や人格に症状が出現する解離ヒステリーとがあります。今は解離性障害と呼ばれています。


= 治療法 =

精神療法や環境調整が大事ですが、不安、落ち込み、不眠などには対
症的に抗不安薬や抗うつ薬を飲んで頂くこともあります。




 不登校
= 症 状 =

いじめや不適応が原因で学校に行けなくなる状態です。2割にうつ病に罹っているとも言われます。他の統合失調症が原因で登校できないケースもあります。



= 治療法 =

精神的な病がなければ学校環境の改善や家族の本人への接し方が大事
になってきます。




 ひきこもり
= 症 状 =
学校や職場での挫折体験から自信を失い、ほとんど> の社会活動から身を引いてしまう状態です。


= 治療法 =

うつ病や統合失調症を伴うケースもあり、その場合は薬物療法などの治療が優先されます。そのような病気が無い場合は、本人が自信を回復するまで本人へのカウンセリングや家族の接し方に関してアドバイスを行います。




 注意欠陥多動障害
= 症 状 =
落ち着きが無く歩き回ったり、注意が散漫で> 何事にも集中できない等の症状があり、時には衝動的な行動に走る場合もあります。幼稚園から小学に上がり、授業を受けなければならなくなると際立って目立つようになり問題となることが多いです。


= 治療法 =

お薬で良くなるケースが多いです。加えて周囲の理解と、本人を叱る
ばかりでなく、良い面を見出し褒めるなどの対応が大事です。




 自閉症
= 症 状 =

言葉でのコミュニケーションが取りづらく、1つのやり方に拘るなどの症状があります。自分の拘る方法が取れないと、混乱状態となります。知的障害を伴うこともありますが、ある分野に秀でて才能を発揮することも有ります。


= 治療法 =

混乱はお薬である程度改善することも有ります。周囲の病気への理解
と本人の環境調整が大事となってきます。




 知的障害
= 症 状 =

生まれつき、あるいは生まれて間もなくの脳の病気で知能が遅れてしまうことです。知能検査と生活能力の両方で遅れの程度を判断します。知能検査は就学前に行われるのが一般的です。


= 治療法 =

能力に合わせた学級や施設など環境調整が大事となってきます。混乱
や興奮を伴う場合は抗精神病薬や抗不安薬が有効です。




 不眠症
= 症 状 =

寝つきが悪い(入眠困難)、途中で目が覚める(中途覚醒)、その後再び眠れない(再入眠困難)、朝早くに目覚めてしまう(早朝覚醒)、ぐっすり寝た気がしない(熟眠感喪失)などの症状が含まれます。うつ病や統合失調症で伴う場合もあります。病気が無くとも変則勤務、時差ぼけ、夜更かしの習慣、緊張、不安などでも生じます。


= 治療法 =

うつ病や統合失調症で伴う場合は、それらの病気の治療が必要となります。各々の睡眠障害のパターンで使用する睡眠薬は異なります。現在の睡眠剤は昔のものとことなり依存性はかなり低く比較的安心して服用できます。




 更年期障害
= 症 状 =

女性であれば女性ホルモンが、男性であれば男性ホルモンが低下し、ほてり、寒気、しびれ、発汗、疲れ易い、根気が続かない、やる気が出ない、気が沈む、眠れない等の症状が出ます。


= 治療法 =

ホルモン低下が明かであれば、女性は婦人科で男性は泌尿器科でホル
モン療法を受けることができます。それ以外に、やる気が出ない、気が沈む等の症状には抗うつ剤を、自律神経症状には抗不安剤を、不眠には睡眠薬が有効な場合も多いです。




 心身症
= 症 状 =

ストレスによって生じたり、症状が悪化する身体病を言います。例えば、ストレス性胃潰瘍、気管支喘息、アレルギー性皮膚炎などがあります。


= 治療法 =

消化器科、呼吸器科、皮膚科の各科の治療以外に悪化を予防するため
に、ストレスの軽減が必要となります。うつ症状、不安、不眠を伴う場合は、抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬等が有効です。


 

 PTSD
= 症 状 =

外傷後ストレス障害。生死にかかわるようなショックな体験の後に、気分が沈む、無力感、感情不安定、不安、不眠、動悸、震えなどの様々な症状に襲われます。体験を思い出したり、思い出すような事柄に触れると激し
く混乱したり、逆に全く思い出せず放心状態に陥ったりします。

= 治療法 =

ショックな出来事に対する気持ちの混乱や傷付きをを、少しずつ時間をかけて癒していけるように支えていく必要があります。うつ症状、不安、不眠
を伴う場合は、抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬等が有効です。


 

 依存症
= 症 状 =

アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存、買い物依存など様々な依存があります。依存することで快楽が得られ、自ら止めることができない状態を言います。依存し続けると健康を害したり経済的に破綻するなど最悪の状況に陥ります。

= 治療法 =

依存を止めるには、本人が止めると強く決意し依存する対象に手を出さないように努力することが大事です。アルコール依存では、補助的に嫌酒剤を使用することもあります。自助組織として断酒会やA.Aに参加することも有用です。

 

 摂食障害
= 症 状 =

ダイエットなどがきっかけとなり過食・嘔吐、拒食などを伴うようになります。過食中は何も考えずストレスから解放され快楽となりますが過食後、肥満恐怖から手を口に入れ嘔吐(自己嘔吐)し、自己嫌悪を抱きます。拒食は痩せているにも関わらず、自分の体型に関するイメージが損なわれているので、もっと痩せなければと強迫的になってしまい僅かな体重増加も許せなくなってしまいます。

= 治療法 =

過食や拒食を依存として捉え、依存症と同じ手法で治療することもありますが、肥満恐怖、身体イメージの回復、自己評価を高めるなどを目的とした精神療法が主になります。うつ症状、不安、不眠を伴う場合は、補助的に抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬等が有効です。


 
秋田県大館市水門町2-13 TEL(0186)49-8123 FAX(0186)49-8127
診療科目/心療内科・神経科・精神科・内科 
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