= 症 状 =
ダイエットなどがきっかけとなり過食・嘔吐、拒食などを伴うようになります。過食中は何も考えずストレスから解放され快楽となりますが過食後、肥満恐怖から手を口に入れ嘔吐(自己嘔吐)し、自己嫌悪を抱きます。拒食は痩せているにも関わらず、自分の体型に関するイメージが損なわれているので、もっと痩せなければと強迫的になってしまい僅かな体重増加も許せなくなってしまいます。
= 治療法 =
過食や拒食を依存として捉え、依存症と同じ手法で治療することもありますが、肥満恐怖、身体イメージの回復、自己評価を高めるなどを目的とした精神療法が主になります。うつ症状、不安、不眠を伴う場合は、補助的に抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬等が有効です。